大正4年(1915)霞町の角田広氏と内田良作氏が従来の紋テープ織機を改良し、織マーク工場を開設しました。また、その頃柳沢仙吉氏も紋べりやリボン織機を使って細巾織物を製造し始めました。これが町の基幹産業の細巾織物のスタートでした。これまでの商品の品質表示の織マークも現在ではファッションのひとつのアクセントとして需要拡大し、全国のシェアの80%を占めるまでになりました。
織ネームの産地丸岡ならではの工芸美術品「越前織」。最近は、コンピューターの性能が向上するに伴い、画像や図柄などの処理がより細かく出来るようになって、人物や色鮮やかな複雑な花などを織物で再現できるようになりました。また、高級美術織物も成功し、美人画や景勝地がデザインされた「お土産」や「カレンダー」など越前織として、販売されております。2,100円。
住所 | 坂井市丸岡町一本田福所23-14-1 |
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TEL | 0776-66-3700 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
休業日 | 土日祝定休 |
丸岡工場は1988年に操業開始。面ファスナーの製造・開発を行っている.現在では環境対応型の織製面ファスナー<マジックテープ>から自動車・工業用向けの成型面ファスナー<マジロック>など多種多様な製品を生み出しています。その国内シェアーは日本一を誇っています。
住所 | 坂井市丸岡町長畝56 |
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TEL | 0776-67-1940 |
FAX | 0776-67-2895 |
日本を代表する美味しい米「コシヒカリ」はこの丸岡町舟寄出身の「石墨慶一郎博士」が長年の研究の末、開発した品種です。十郷用水の清らかな水とたかむくの里の肥沃な土壌がコシヒカリの味を一層高めています。丸岡はコシヒカリのふるさとでもあり、石墨博士の功績を讃えて、たかむくのまちづくり協議会では今年も高椋小学校の児童たちによるコシヒカリと古代米による田んぼアートを作っています。今年も地域の人々と5/9に田植え、9/6に稲刈りの体験を行いました。
丸岡産のそばは減反政策によってその耕作面積が増え、生産高が多くなり、県内トップクラスです。丸岡産のおろしそばはふるさと丸岡の味の代表するものとなっています。
身近にある植物の葉を使って、寿司飯と塩鱒の切り身を包み、軽く圧しをして一昼夜おくと、塩鱒の具と酢飯が熟れてとてもおいしくなってきます。これが「祭の寿司」です。 鳴鹿地区では、大きくて毒がなく酢にも変色しないアブラギリの葉で包み「塩鱒のなれ寿司」を作り、秋祭りの御馳走となっています。